サンテクジュペリの素粒子

みなさん、おつかれさまです。木村です。

いやー、今日もひと働きしたなぁ。
本日はゲームのイベントシーンのコンテミーティングなどやっておりました。
ちょっと1シーンだけ、文字コンができるタイミングがずれちゃって。
そこだけ進行してきたというわけです。

いやー、それにしてもプロの作業っていいなぁー。
目の前で、どんどんできちゃうんだよなー。実はコンテの秘密兵器みたいな人がおりまして、あらためて凄さをおもいしりましたので、ちょっと一言いいたかった。
本職ってすごいわ。
この凄さは100年後まで言い伝えとして残るに違いない(笑)。

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さて、前置きはそれくらいにして、ちょこっと僕が30代で感じた”小さなこと”を書いてみます。

実は今回の作品の話しをするときに、よく僕は 「童話」 というキーワードをつかいます。
「童話」というと子供用の本のようなきがしますが、実はそうでもない。
童話には、大人が大人にむけたメッセージが隠されています。こっそりと。

そして、そんな大人も読める童話のプロが、“サンテクジュペリ” 。
星の王子様の作者ですね。有名な人です。

プロってほんとに偉いなーとおもった人の一人です。

いつそう思ったかというと、30歳くらい。ちょうど今から7、8年前。
女の子の友達に 星の王子様をプレゼントされたんですが、あまり喜べませんでした。
「あー、たしか小学生のときにアニメでみたな・・。
そんで中学校の先生に紹介されて・・たしか本もよんだ・・・。
たしかたしか、大学でもよんだな・・あれかぁ~。うーん。ま、たしかに面白かったが・・」
もらってうれしそうな顔はしましたが、ちょっと微妙な気持ちでした。
「だってもう、3回も読んじゃったんだもんな~」みたいな。

・・・ところが、よんでみると、おもしろいおもしろい。
子供のころは、奇想天外なだけの印象でいっぱいだった。
ところが、中学、大学、そして・・・・大人になってから読むと、いろいろな要素がすごくいい。冗談とアイロニー満載。しかも、「生きててつらかったんじゃないのか、この作者は!?」とか心配さえしてしまう。
そんじょそこらの映画なんかよりスーパーおもしろい。

子供のころよんだ印象と
中学校でよんだ時の印象
大学生でよんだ時・・
そして、30代でよんだ時の印象がまったく違って、毎回、光ってる。
こんな物語を書けるって・・・さすがです。

こういう感じをうける絵本や童話はもちろん星の王子様だけじゃないんですが、
この手の作家さんのことを思うと、胸が熱くなる。

僕たちが作ってるゲームは
いったいいつまで語り継がれるのかな?
そんな価値のあるものになるのかな?

・・とかよぎってしまいます。

時間を越えて、いろいろな世代、時代の人が「いいねぇー」っていえるものって、本当にすごい。
いつかそんな領域に、僕も踏み込んでみたいな。( ・・とかって思うのは、傲慢でしょうか?)

100年前の本が、いつのまにか時を飛び越えて人に影響をあたえたり。
縄文時代の土器をみて、なんとなくきれいだなーと感じたり。
小3時代に友達と恐竜図鑑をみて、図書室でおおもりあがりしたり。

この世には、たしかに、そういう時空間を越えて面白さが伝わってしまう”素粒子”があるらしい。そしてその素粒子の一粒一粒が次の世代にうけつがれて、“おもしろエネルギー”に変換されるらしい。

僕もそんな素粒子の一粒になれればなぁと思う今日この頃です。


合掌。

なんか、ブログ書いてる間に机の電球が明滅しはじめた。
あしたは100円ショップで電球買わないとねぇ。

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