こまんたれヴです、パリから戻ってまいりました倉島です。
すっかり時差ボケが収まらず昼夜逆転の無茶苦茶な生活を過ごしてます。

さて『絵のつわものたち大紹介週間』ということで改めて自己紹介。
ヘンナ者&奇形の類のデザインを担当させていただきました倉島一幸と申します。
ちなみに消防車のミニカーよりもガンダムが好きです。

『王様物語の絵仕事に関する事』から若干外れた内容かもしれませんが、
今回、パリのレトロゲーム誌「Pix'n Love」さんのブースを間借りさせていただき、
パリ郊外で開催された第10回ジャパンエキスポ JAPAN EXPOへ出展したのでございます。

jeking1.jpg会場の雰囲気はコンナ感じ。コミケとゲームショーと日本伝統文化紹介展を足した様な とにかく広くて人が仰山で大規模な大日本フェスティバルなのです。 間借りしたブースにて、カミさんと私で架空ゲームソフトパッケージ展を開催。 jeking2.jpg大小様々なジャンルのオリジナルゲームパッケージを80点ほど日本から運び込み展示。 展示トラブルが多発して大変でしたが、やりきった満足感もひとしお。 王様物語と関係ねえじゃんか!と薄くお怒りでしょうが、ちゃんと王様宣伝大使してきました。 P7140171.JPG出発前のギリギリのタイミングでキムPから預かった欧州版ポスターを携え、 現場で急ごしらえの紙ねんどオニーを飾り、EUゲームファンの方々に地味にア・ピール! 欧州版を遊んでいただいたファンの方々は一様に満足なご感想。嬉しいかぎり。 かいつまんだ感想としましては「ちょっと変わった世界観が面白い」や「背景が美しい」 「モンスターが意味不明で良い」など、など。 絵を描いた人が居たので持ち上げてくれたのでしょうか、絵関係の感想が多めでした。 もちろんシナリオ&レベルデザイン&システムも好感触。良がった良がった。

持参してくれたパッケージにサインを描かせてもらったりもしましたが、
ワンポイント記載キャラリクエストは「ギューコツ」が圧倒的に多かったです。
パリは牛骨ブームなのでしょうか?
デザイン作業自体はけっこう前の話なので、自分としては忘れていることが多いのですが、
海外の人たちが遊んでくれて、楽しんでもらえたことを直接肌で実感できた事は、
なんとも開発冥利に尽きるというか、嬉しくてちょいと泣きそうになっちゃいました。
会場に来ていただいた皆様、本当にありがとうございました!深くメルシー。

結局、絵仕事に関する事とあんまり関係なかったですね。すいません…

jeking4.jpg完全にヨゴレキャラの時差ボケ倉島がお届けしました。シルブプレ。
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都議選も終わり、いよいよ総選挙が楽しみな昨今、
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

きむP腹心兼PR大臣補佐紛い、池田トムです。

先週まで、プログラマー、ムービーセクションと
開発に携わったスタッフを紹介しています。
今週はグラフィックパートの皆様にバトンタッチ。

おなじみクラシマさん、ミナバさん両名に続いて、
思い出深い福岡の開発メンバーを、2名紹介します。

ひとりめは、
魅惑的な曲線と思い切った配色センスがステキな
リードグラフィッカーの松本さん。
(ふとみたノートが渦巻きでビッシリと真っ黒だった
 時から、地球外生命体の疑いを持っていましたが、
 昼飯が主にケーキとプリンだということが発覚し、
 どうやらその疑いが真実であると確信しました。)

ふたりめは、
ハートフルな絵と様々なトム手伝いに大活躍の紅一点
2Dグラフィッカーの杉元さん。
(時々動物的に身の危険を感じる事がありましたが、
 決まってその先には貴女の姿がありました。
 また、見た目以上に腕力が強いので、軽い気持ちで
 ツッコミを喰らって、半べそかく日もしばしばありました。)

そんな頼りになる皆様に、華麗なる絵の制作秘話やら
最近のトレンドやらをつづって頂きたいと思います。

それでは。

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みなさん、はじめまして。

白組の敏腕プロデューサー!?の井上浩正と申します!
それでは、皆様にムービーの制作秘話!?をお届けします。

●「ペトロフ風に!」

昔々のその昔、木村さんから電話がありました。
「今度、ゲーム作るから井上さんムービーお願い。ペトロフ風で!」

アレクサンドル・ペトロフとはロシアのアニメーション作家で
最近日本人も受賞したアカデミー短編アニメを受賞したこともあります。
ガラスに油絵具で一枚一枚絵を描いてアニメーションさせるのが特徴です。

さすがにガラスに絵を描くと大変なのでCGを使って
手書き風を目指しました。
白組は超リアルなCGムービーを得意とする印象がありますが
「うっかりペネロペ」という作品に代表される、ほのぼのとした
手書き風CGアニメーションも手掛けています。

そこで、スタッフにお願いし、
主人公のコロボちゃんを使ってテスト映像を作ったんですね。
それが、このひとコマ。

01.jpg

これを見た木村さんは、可能性を感じてくれました。
正式にGOサインが出たわけです。


●チューチューコンビナート

チューチューコンビナートというのは絵コンテの会社です。
絵コンテというのは、シナリオからイメージをふくらまし、
物語の流れを絵にする作業です。
いわば、ムービーの設計図ですが、奥山さんという絵コンテライターさんは
木村さんのファンだったので、息もぴったりです。

面白くて、作るのがチョー大変な絵コンテが完成しました(苦笑

初公開!これが、奥山さんの絵コンテの一部!

コンテ.jpg

●スタッフは、ほとんどが女子!

とくに、意識したわけではないのですが
今回の作品にふさわしいスタッフを集めると、
なぜか、ムービー監督の牧野さん含め、
ほとんどが女子でした。

おかげさまで、画面にちりばめられた
可愛いニュアンスや、小物達のセンスは
女の子らしい、可愛いものに仕上がりました。

スタッフのみんなありがとう!
(男子スタッフのみんなもありがとう)

●手書きアニメーション

今回は、絵本タッチのムービーだったので
従来の3DCGに混ざって、手描きアニメも登場します。
特に必見は、牧野ディレクター自ら手掛けたハウザーのシーン。
せっかくなので、完成一歩手前の、
牧野直筆の原画をご覧にいれましょう!

02.jpg

●出崎カット

アニメーション監督で出崎統という方がおられます。
「あしたのジョー」や「ガンバ」が代表作です。

出崎監督の演出の手法で、
画面が突然、劇画調の静止画になるというのがあります。

今回の王様ムービーで木村さんがこの手法をやりたいというので
「出崎カット」と勝手に呼んで作っていました。

いろんなところでやる予定だったのですが
結局、この手法を使ったのは2カットだけになり
そのうちの1カットは、ゲームとのつながりで、無くなってしまいました。。

そこで、今回は特別に幻の「出崎カット」をご紹介!

03.jpg

ちなみに、この手法、アニメの専門用語では
「ハーモニー」と言うそうです。


●実写映像を使用!

今回の王様ムービーは全編絵本タッチなのですが、
実を言うと、実写映像も使われているのです!

出演者はもちろんボランティアです!
しかも外人の方!

いろいろ撮影しましたね。
野球選手とか、西部劇のガンマンとか…

白組の会議室にグリーンの大きな布を張ってその前で演技をします。
背景はグリーンなのですが
その部分には、あとで撮影した風景を合成するのです。

そうやって完成した実写映像がこれ!

04.jpg

こんな映像、ムービーのどこに出てくるのでしょう??

それは、ゲームをプレイしてからのお楽しみ!!!


●あきらめない人、木村祥朗

モノつくりというのは、どこかで時間とお金が
尽きてしまいます。

でも、時間にもお金にも変えられないものがあります。
それは、アイディアです。

木村さんとのムービーの打ち合わせの時も、
ただ、大変だから、量を減らそうとか、
そういう話は、しないんです。
量を減らすなら、その代わりに、
好いアイディアで減った分をカバーしようとします。

姫を紹介するムービーも、作業量的に間に合わないから
全部なくそうという話を、僕はしました。
さすがに、なくすのは不可能だと木村さん。

井上「やったとしても、静止画でやるしかないですね」
木村「静止画、何枚使えるの?」
井上「1キャラにつき、5枚です」
木村「じゃぁ、その5枚で、アイディアを考える!」

木村さんとトムさんでアイディアを練り始めました。
結果、姫の紹介ムービーは、
ただの静止画ムービーではなくなったのです。

もちろん、作るのは大変な作業です。

でも、大変でも、完成度が高くて
多くの人が評価してくれることが
作り手にとっては、何よりのご褒美です。

「王様物語(Little King's Story)」は、まず発売された欧州で
好い評価を頂いているようです。
こんなにすばらしいことはありません。

大変な思いをしたスタッフは、
みんな、ゲームの発売を待ち望んでいます。

最後に、この場を借りて、ゲームに携わったすべての人に一言だけ。

本当にお疲れさまでした!!

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こんにちは、PR大臣です。

7/10発売「週刊ファミ通」 記事2P掲載です。
今回のテーマはズバリ「ラブ」!
ラブに満ち溢れた2ページをお楽しみ下さい。

| 雑誌掲載情報

皆さん、こんにちは。

登山が楽しい季節になってきました。
山の澄んだ空気に飢えているバンプールの安達です。
adachi.jpg※きむPが「ミカン+ヒゲモジャ」と称える、サウンドの鬼。

「私がゲームに盛り込んだ、ステキな思い出」というお題を頂いて、
ステキといいますか難航したヴォイスについての話をしたいと思います。

きむPとは「moon」、「ufo」からの付き合いで、
私達が当時からやっていたヴォイスの手法がありまして、今回もこれでいこうと
いうのはごくごく自然の流れでした。

しかしながら
それをムービーでやる事には若干の不安を感じつつ、
きむPと白組の井上さんの「面白い!」の一言で、
「まあいいか!」的ポジティブシンキングで事は進める事となりました。

まずは声の素材集めからはじめました。
アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、オランダ、
イラク、ロシア、エチオピア、中国、韓国 と様々な国籍の人に母国語で適当な
事をしゃべってもらいます。 

その日の新聞、
お気に入りの絵本、
親子の日常会話、
中には純文学を持ちこんで読んだ人もいました。

同じネタを早口でもらったり、
偉そうに言ったり、物まねしてもらったり、
笑いながら、泣きながら、
なんでもありでこちらはひたすらレコーダーを回しっぱなしで録音していきました。

その後全部の言葉を一旦バラバラに編集し、マル秘ツールで色々いじくった後、
1キャラあたり300パーツくらいの文節にします。
そうして作ったパーツをキャラの演技に合わせて手作業で合わせていきます。
それと同時に口パクのタイミングも合わせる訳です。

※真骨頂の「ヘンテコボイス」ムービーを見よ!
 →王様物語公式HP『ロングソバージュ王』

ハウザーやドブロークなどの重要なキャラは喜怒哀楽が激しく、
きむPの思い入れの強いキャラだったので何度もパーツを作り直しましたね~。
難しかったのはパンチョですね。
なんせ牛ですから、「モ~」だけでなんとかしないといけない。
ハウザーとパンチョのツーカーの関係を是非チェックしてみてください。

ドブロークの見得シーンはパーツの切り貼りではどうしてもOKがでなくて、
最後はヴォイスの切り貼りパーツをいったんセリフに起こして、
間をあわせながら再録音。なんて事もやりました。

ここまでやってやっとキャラが演技してるように見えてきました。
後は、この演技の精度をどんどん高めていった訳ですが....

そんな矢先、突然きむPから電話がかかってきました。

「なんかハウザーがxxx(倫理的にNG!)って言ってるらしいで」という内容。

どういうことかと言いますとつまり空耳です。

本来、空耳のおかしさがこのヴォイスのキモなのですが、
それが裏目に出てしまいました。
たまたまの組み合わせが母国語だとそう聞こえてしまうという現象が起きてし
まったのでした。

慌てました!!
一個でてしまうと全てチェックし修正する必要があるので、
この事は各母国語の担当を大いに泣かせる事となりました。

スタジオの帰り道すがら、きむPと言ってたのは、「時間がかかっても納得いく
までやらないと後で後悔するよな~」という確認でした。
おそらくこの頃は「えらい事に足突っこんでしまった」という思いと
「そうだそうだ、後悔はしたくない」という思いが頭の中を駆け巡っていたと思
います。

そんなこんなで2008年の秋、
ようやく全ムービーシーンのMAがUPしました。

その時は、「王様物語、終わった。」と思いましたね。
(実際はこれからが実機での佳境に向かう訳ですが)

今思えばよき思い出です。
そうです。
時間は全ての事をいい思い出にしてくれるのです。

そんな私の「王様物語」でのすてきなお話でした。
長文・駄文で申し訳ありません。
本文中は一人称で書いていますが、実際は多くの人の力添えの賜物です。
この場を借りてお礼を言いたいと思います。

それでは皆さんよい夏をお過ごし下さい。

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