ブログをご覧の皆様、どうも始めまして。
王様物語でボスなどのプログラムを担当した関原です。
思い起こせば去年の7月…。
何の仕事をするのかも分からぬまま福岡に行き(自分は東京在住なのです)
見知らぬ土地、初めて出会う人々、そんな新しい事尽くめで
期待と不安が入り乱れる中、王様物語というゲームに遭遇したのです。
当初、1~3ヶ月ほどのお手伝いという話だけは聞いていたんですが、
それでは収まらずに最後の方までどっぷり王様物語漬けになったりして。
早いものでそれから1年が経とうとしているんですね。
福岡の食べ物に感動しながらひたすらに王様物語のクオリティアップに
注力する日々…まるで昨日の事のようです。
今回のテーマは、「私がゲームに盛り込んだ、ステキな思い出」
という事で自分が担当した中でも思い入れのある
フライングマシンについてお話しようと思います。
王様物語のプロジェクトではクオリティアップのために
1つのボスを何度か修正(作り直し!?)という事が頻繁にあったのですが
フライングマシンも終盤になって修正の対象になったんです。
このシーンはボス戦ではないのですが、
ゲーム的にもプログラム的にも特殊な場面で
ストーリーの核心に迫る結構重要な箇所だったりします。
作り直すにあたり大体の仕様が決まってプログラムとしての雛形も
出来上がった状態から自分が引き継ぐ事になったのですが、
唯一敵キャラクターまわりが白紙の状態でした。
決まっていたのはただ敵が降ってくると。
それをいい事にオールドゲーム、シューティングゲーム大好きっ子
(子?)な自分の趣味をパロディとして盛り込んでいたりします。
自分は結構なオッサンなので同年代の方はニヤリとする場面が
あったりするのではないでしょうか。逆にパロディとか嫌いな方、
今のうちに謝っておきます。ごめんなさい。
まだ、発売前なので何の事か分からないとは思いますが、
ここは発売後のお楽しみとして実際に遊んだ時に思い出して
ニヤリとしてみたり、コラー!と怒ってみたりして頂きたいです。
フライングマシンは、初期の頃と比べると
仕様から絵面まで別物に仕上がったシーンで
製作途中でも操作方法から演出まで何度も修正しました。
もともとアイデア的にはいろいろな要素があったんですが、
ユーザーに分かり辛い要素を削ったり、
道中が長すぎてだれるという事で敵や演出を削ったり、
最終的には贅肉を落としたシンプルな形で落ち着きました。
最後の方まで木村さんが弾撃ちたいなーって葛藤していたのを思い出します。
王様物語はこのシーンに限らずいくつもの産みの苦しみや
細かなこだわりが散りばめられているゲームになったと思います。
ユーザーの皆様にはほとんど伝わる事のない部分かもしれませんが、
白鳥の水面下での水掻きとでも言いましょうか、
それこそ必死に足掻きに足掻いて出来上がった思い出深いゲームです。
発売の暁には是非その手にとって水面上の白鳥が見事に羽ばたいているか
見届けて頂ければ幸いです。
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